【解決します】60〜70歳で「月10万円」稼げるか… 

ミユです。

今回の記事は、60代以上への「不安」を漠然と抱えた方に向けて
記事を書いております。

  • 定年後も収入を得なければ生活ができない。
  • 定年退職後にも毎月プラスアルファの収入を得ないと生きていけない。

これらが出来ないと、60代以上から不安で仕方がない。


そんな読者さんが私のサイトにはとても多いのです。

そういった方へアンケートを取り、実際にどういった風に考えているのか
そしてその解決法を私が探しました。


60代からの明るい老後戦略 – 月10万円の副収入で不安を解消しよう

日本では、老後の生活費に不安を感じる人がとても多いです。

ある調査では、82.2%もの人が「老後が心配」と答えています。
出典元:ソース

2019年には金融庁が「老後に2000万円足りない」と発表して話題になりましたが、最近では物価が上がった影響で4000万円必要という試算まで出てきました。

「そんなに貯められないよ!」と焦る人も多いですよね

でも、実は全部を貯金でまかなう必要はないんです。



考え方を変る「月10万円を無理せず稼げば生活はできる」



例えば、普通のサラリーマン夫婦がもらう年金は月20万円くらい。
それにプラスして月10万円稼げれば、合計30万円でゆとりある生活ができると言われています。

月10万円なら、頑張れば手が届きそうな金額ですよね。


お金が増えるだけでなく、「何かあったときの安心感」も得られる。
老後がもっと楽しくなるはずです。

定年後の現実 – お金の収支はどうなるの?

まず、定年後の家計をデータで見てみましょう。

65~69歳で仕事から完全に引退した世帯の収入は
平均で月25万円くらいです。

内訳はこんな感じ

  • 年金(社会保障給付): 月19.9万円
  • 保険金(民間の年金など): 月2.7万円
  • その他: 月2.2万円

一方で、毎月の支出は32.1万円。

収入と支出の差額はマイナス7.6万円なんです。

まとめると。

つまり、貯金を切り崩さないと生活が成り立たない状況です。
現役時代は月60万円くらい稼いでいたのに、定年後は月10万円くらい稼げれば十分回る計算になります

次に、60歳以降の働く人の年収を見てみましょう

  • 60代前半: 平均357万円、中央値280万円(半分以上の人が300万円以下
  • 60代後半: 平均256万円、中央値180万円(やっぱり300万円以下が大半

つまり、定年後は年収300万円以下が普通で、高収入は期待しにくいんです

だからこそ、「月10万円のプラスアルファ」を自分で作るのが大事なんですね。

この問題をどう解決する?

では、どうすれば定年後の収入問題を解決できるのか、具体的な方法を見てみましょう。

1. 年金を増やす方法 – 繰り下げ受給

1つの提案として年金の「繰り下げ受給」です。

これは、65歳でもらうはずの年金を遅らせて、70歳や75歳から受け取る方法。
遅らせると、もらえる金額が増えるんです。

例えば。

月20万円の年金を65歳でもらう場合 → そのまま20万円
70歳まで待つ → 月28.4万円
75歳まで待つ → 月36.8万円

75歳まで待てば、ほぼ倍近くになります。

これなら貯金が少なくても生活できるし、長生きするリスクにも備えられます。

ただし、70歳まで我慢するには、その間の収入をどうにかしないといけないので、他の方法と組み合わせるのが現実的です。

2. 月10万円を自分で稼ぐ

もう一つは、副業や小さな仕事で月10万円を稼ぐ方法。

「小さな仕事」が大事です。

現役時代みたいにガッツリ働くのは大変だけど、週に2~3日、自分のペースでできる仕事ならどうでしょう? これなら体力的にも精神的にも無理なく続けられそうです。

イメージはしやすいですよね♪

3. 貯金と収入を組み合わせる

貯金が少しでもあるなら、それを取り崩しながら稼ぐのも手です。

例えば、月7.6万円の赤字を貯金で補いつつ、副業で月5万円稼げば、トータルでマイナスを減らせます。全部を稼ぐのが難しくても、少しずつ補う考え方が大事です。

定年後も収入を得るための基本戦略

月10万円を稼ぐには、どういう戦略が必要か、高校生にも分かりやすいようにまとめてみます。

1. 今までの経験を活かす

現役時代にやってきた仕事のスキルは、定年後も大きな武器になります。例えば:

  • 人事の仕事をしていた人 → 中小企業で採用の相談に乗る
  • システムエンジニアだった人 → パソコンの使い方を教える

実際に、元エンジニアの60代男性が図書館でパソコン指導員として働いている例もあるんです。自分の得意なことを活かせば、新しい仕事を始めるハードルも下がります。

2. 新しいスキルを身につける

もし時間があるなら、定年後に役立つ資格を取るのもおすすめ。例えば:

  • 中小企業診断士: 企業にアドバイスする仕事で、週2~3日で月10万円以上稼げることも。
  • 行政書士: 書類作成で1件2~3万円。月に5件やれば目標達成!

資格を取るのは大変そうだけど、在職中から少しずつ勉強すれば、定年後にすぐ始められます。

3. 人脈を使う

今働いている会社や知り合いから仕事をもらうのも賢い方法。定年後に仕事を得た人の多くは、「会社から頼まれた」「友達に紹介された」ケースが多いんです。例えば、再雇用で週3日働いたり、知り合いの会社で手伝いをしたり。信頼関係があれば、自然と仕事が舞い込んできます。

4. リスクを分散する

一つの仕事だけに頼るのは危険。もしその仕事がなくなったら収入がゼロになっちゃいますよね。だから、小さな仕事をいくつか組み合わせるのがコツ。例えば、月5万円の仕事を2つ持てば、合計10万円。片方がダメでも、もう片方でカバーできます。

月10万円を稼ぐ具体的なアイデア

では、どんな仕事なら月10万円稼げるのか、シニアでも始めやすい7つのアイデアを紹介します。体力や精神的な負担が少ないものばかりですよ。

  1. 不用品を売る
    家にある使わない物をメルカリやヤフオクで売る方法。服や本、昔のコレクションでも売れることがあります。初期費用ゼロで、片付けにもなる一石二鳥!
  2. 人に教える
    得意なことを教える仕事。例えば、英語が得意なら子供に教えたり、仕事の経験を若者にアドバイスしたり。「ストアカ」というサイトで簡単に生徒を募集できます。
  3. 遊休資産を貸す
    使っていない駐車場や部屋を貸す方法。「akippa」や「Airbnb」で簡単に貸し出せます。スキル不要で安定収入が得られるのが魅力。
  4. 手作り品を売る
    編み物や工作が得意なら、「minne」や「Creema」で作品を売ってみましょう。趣味がお金になる楽しさが味わえます。
  5. 相談に乗る
    人生経験を活かして、悩み相談の相手に。「ココナラ」や「タイムチケット」で、自分の知識を活かせば、誰かの役に立ちながら収入も得られます。
  6. アンケートに答える
    「マクロミル」などのサイトでアンケートに答えると、少額だけどポイントがもらえます。スキマ時間にコツコツやれば、月数千円~1万円くらいになります。
  7. 育児をサポート
    子育て経験を活かしてベビーシッターに。「キッズライン」で登録すれば、週数回、数時間だけ子供の世話をして稼げます。子供好きにはピッタリ!

想定される不安とその対策

定年後にお金を稼ぐって考えると、不安も出てきますよね。よくある不安と解決策を挙げてみます。

不安1: 自分にできるか分からない

「新しい仕事なんて無理かも…」と思うかもしれません。でも、最初は小さく始めてOK。例えば、月に1万円でも稼げたら自信になります。やってみないと分からないから、気軽に試してみましょう。

不安2: 体力や健康が心配

60代だと体力に自信がない人もいますよね。だから、無理のないペースで。例えば、週1~2日、自宅でできる仕事を選べば、健康を崩さず続けられます。

不安3: 騙されたり失敗したりしないか

ネット副業だと詐欺が怖いですよね。「必ず儲かる!」みたいな怪しい話は無視して、信頼できるサイト(メルカリやストアカなど)を使うのが安全です。家族に相談するのもいいアイデア。

不安4: 年金や税金のルールが分からない

副業で稼ぐと、年金が減ったり税金がかかったりするかも…と心配になります。でも、月10万円くらいなら大きな影響は出にくいです。心配なら年金事務所や税務署に聞いてみましょう。

おわりに – 副業で明るい老後を

定年後に月10万円稼ぐなんて無理…と思っていた人も、「これならできそう!」と感じたんじゃないでしょうか。

シニアには、若い人にはない経験や落ち着きがあります。

それを活かせば、社会と繋がりながらお金も稼げるんです。

実際、「65歳以降も働きたい」という人は38%もいて、「社会の役に立ちたい」「生活にハリが欲しい」という前向きな理由が多いです。

副業はそんな願いを叶える手段。月10万円じゃなくても、5万円でもいい。
まずは一歩踏み出してみることが大事です。

「気になる仕事は試して、楽しければ続ければいい」。

これは老後を楽しくするヒントでもあります。

あなたや家族が将来、笑顔で過ごせるように、今からできることを始めてみませんか?